八州高原榛東ソーラーパーク - 群馬県榛東村 -
榛名山系の標高1,000mの高原にあるメガソーラー発電所の入口。後日登った近くの水沢山の山頂(標高1,194m)からは、ソーラーパネルが青く輝き、「天空の湖」と称しているその光景が俯瞰できた。
本年7月1日より始まった再生エネルギーの固定価格買取制度にあわせ、ソフトバンク子会社が榛東村の村有地を賃借して建設した(年間発電量約268万KW)。村には地代として売電収入の一部が入ってくるようで、広大な村有地が「無から有」を生むことになった意義は大きい。
全国には、塩田跡や休耕地などの遊休地が多くある。それらの多くは財政状況が芳しくない町や村に所在することを考えると、関係者にとっては樹間から光が差し込んでくるのに似た思いではないか。