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「鑑定士今昔」のよもやま話 - 評価コンサルオフィス・ケン/桂 健二

 

昨年は(この稿が記載されるのが 2012 年新年であることから)、内には東日本大震災と福島原発事故、外にはギリシャ国債の価値低落に始まるユーロ圏の金融財政危機勃発と言った暗澹たる情勢で新年を迎えることとなりました

 

「鑑定士今昔」のよもやま話

このような状態であるに拘らず日本的‘まあ~まあ~’の精神によるものでしょうか?日本国を牽引する政治家の皆さんも‘まあ~まあ~’と感じているのは私だけでしょうか?・・・有識者や学者先生方はマスコミや著書を通じて 1930 年代からの世界金融恐慌の時代に似てきているとして歴史は繰り返すのではないか?と警鐘を鳴らしています。

 

「原点に帰れ」、「歴史に学べ」とよく言われています。この年末年始の休暇で私も不動産鑑定士として原点に戻って「今昔」につき、思いだすまま、「駆け出し鑑定士」のころの事を述べてみます。

 

1970 年頃、私は鑑定士受験のため、分厚い不動産鑑定評価基準の概説書に取り掛かりましたが、直訳書のためか、私の日本語の語彙力の無さかわかりませんが、何が書かれているのか内容がさっぱりわかりませんでした。

 

現在のように解説書も学習塾もなく困りましたが何とか鑑定士にはなれました。先輩の鑑定士の指導のもと鑑定業務をおこなうこととなりましたが、鑑定価格とは「ザインの価格かゾレンの価格かどちらを求めるのか」などと禅問答?を繰り返しながら、とにもかくにも足で現地確認、実査、取引事例等の資料収集を稼ぐことが大半でした。

 

今のように鑑定協会の事例資料やパソコンはありませんでしたが、デスクワークより現地調査が中心となり、何度も調査をおこなったことから、査定した鑑定評価額に対する鑑定士としての自信は常に持っていたと思います。

 

昨今、残念ながら鑑定業務についての不祥事がつたえられていますが、一歩立ち止まり、自己の鑑定業務の在り方を原点に戻り見直す余裕を持ちたいものです。

 

願わくは、不動産鑑定士は鑑定評価額を鑑定するのであって、算定評価額を計算するのでは無いこと(当たり前のことと言われるでしょうが)を望んでいます。

新年のお屠蘇を少し飲みすぎたようですが・・・・

 

評価コンサルオフィス・ケン

代表 不動産鑑定士 桂 健二

 

株式会社ビル経営研究所の「週刊ビル経営」より転載(許諾済)


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