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不動産鑑定評価を省みての雑感-評価コンサルオフィス・ケン /桂 健二

 

このところ、世情が慌しく、はなはだ勝手ではありますが、近年、自己の生活圏を狭めてきているのではないかと、若干の不安とともに悔しさを噛みしめています。

 

不動産鑑定評価を省みての雑感

そんな状態で、せんだって、ある講演会に参加、国際情勢の変化と中東情勢、難民問題の解説を聴くこととなりました。ヨーロッパ各国に押し寄せるシリア難民問題とフランス、ベルギーでのテロ発生と海外が大変な状態になっています。また、国内では、阪神淡路震災、東北震災に続いて熊本地震が発生、被災地の大変な状態が刻々と報道されています。

 

このたびの熊本地震でお亡くなりになられた方々に謹んでご冥福をお祈りするとともに、被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。一日でも早い復旧と復興をお祈り申し上げます。

 

さて、不動産鑑定評価の立場から、このような災害の地域をどのように位置づけるか、日本列島はその組成から全体が地震国とも考えられるため、価格形成要因とみなさなくても可能との意見もありそうです。つまり、物理的要因をどのようにカウントするかということになりますが、他方、価格形成の大きな要因はやはり人為的活動、経済活動と言う事になります。

 

話し変わって、この3月(4月2日)でNHKの連続テレビ小説「あさが来た」が終わりましたが、ヒロインのモデルになった広岡浅子が明治時代の女性実業家として注目されています。彼女が関連した「加島銀行」「大同生命保険会社」「日本女子大学校」等についていろいろと情報がながれるなか、私が若かりしころ関与した関西の会社が、「加島銀行」に拘わっていたことが判ると、よりいっそう親近感を覚え、さらに広岡浅子と交流があった五代友厚の大阪商工会、彼の住居跡が現在の日銀大阪支店などと聴くにつけ興味が湧いてきました。おりしも目白の日本女子大学で「広岡浅子展」が開催されていることを教えられ、最終日(4月8日)にやっと見学できました。展示された直筆の親書や短歌、寄稿文から毛筆書体の素晴しさ、人となりが窺われ十分な感銘をうけました。

 

不動産鑑定士として、大阪で鑑定評価作業をおこなっていたころを思い起こせば、地域分析として「広岡浅子」「五代友厚」が活躍した事業が、脈々として現代に引き継がれていることの要因を分析することが「大阪市域の価格形成の一因」と考察すべきではなかったかと思われてなりません。

 

このように、鑑定評価作業における地域要因分析の資料として、市(町村)勢要覧を入手して知識を醸成することは不動産鑑定士の資質を醸成することになると考えられないでしょうか。

 

評価コンサルオフィス・ケン

不動産鑑定士 桂 健二

株式会社ビル経営研究所の「週刊ビル経営」より転載(許諾済)


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